カードローンの利用の際に一番気になるのが金利です。
これからの支払負担に大きく関係してくる金利については、正しい知識を持っておく必要があります。
ここでは、カードローンの金利に関するよくある質問にお答えしましょう。
Q.カードローンの金利はどのように決められていますか?
→A.会社の規模、顧客層などの違いで各社独自に決めています。
カードローンの金利は、取扱先によって異なっており、それにはいくつかの要因が関係しています。
会社の資金力、ブランド力、現在の顧客層などなどから独自に決定されます。
例えば資金力が豊富で、比較的優良顧客が集まりやすい銀行系カードローンでは、審査基準を厳しくするかわりに、低金利で高額融資を提供しています。
逆に、信販系や消費者金融系のカードローンでは、顧客層もまんべんなく集まるので、審査基準が緩やかなかわりに、若干高い金利設定となっています。
また中小企業のカードローン会社では、人件費やシステム関連費などの営業経費と融資量の関係から、金利を高くせざるを得ない状況があります。
一般的に金利が低い先は審査が厳しく、逆に審査に通りやすい先は金利が高めになっていますので、使いわけを行うことが重要であるといえます。
また、初回の利用で無利息で借りることのできる先などもありますので活用しましょう。
Q.かーどろーんの金利により、借りやすさは異なりますか?
→金利が低いから借りづらい、高いから借りやすい、というものでもありません。
一般的に銀行系のカードローンは審査が厳しい分、低金利で借りることができ、消費者金融系のカードローンは審査が緩やかな分、金利が高いとされています。
しかし、このことが利用するうえでの借りやすさ、借りにくさに直結するというものでもありません。
例えば、金利が高い消費者金融系のカードローンでは顧客向けの様々なサービスが充実しています。
その中でも、初回の利用時に一定期間無利息で融資を行うサービスは、銀行系カードローンでは見られないものです。
状況によっては、非常に便利に活用することができるでしょう。
また借入実績を積んでいくと、金利も低くなることもあります。
きちんと返済を行い、ある程度の利用実績のある方に対しては、限度額の引き上げや金利の引き下げが提案されることがあります。
特に消費者金融系のカードローンでは、実績を積んだうえで会社側に相談すると、金利の引き下げに応じてくれるケースが多いようです。
このようにカードローンの借りやすさは、様々な要素が関係してきますので、金利だけに目を奪われないようにしましょう。
Q.カードローンの利息計算は自分でもできますか?
→できますので、どれくらいの利息になるか計算して借入するようにしましょう。
カードローンの金利と利息の計算は、以下の計算式で簡単に行うことができます。
借入残高×金利÷365日×借りた日数
例えば、10万円を1ヶ月(30日)、実質年利10.0%で借りたとすると、
10万円×10.0%÷365日×30日=821円
となり、返済総額は100,821円となります。
カードローンの返済は、一括返済だけでなく、毎月分割返済を行うのが一般的です。
借入残高に応じて、毎月の利息額が変わることになりますので注意しましょう。
そこで活用したいのが、各社のホームページ上の「返済シュミレーション」のツールです。
商品ごとに決められた返済方式による毎月の返済額を、簡単にシュミレーションをすることができます。
借入前には、どれくらいの金額を支払うのか、必ず確認するようにしましょう。
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